2014年度上期決算説明会 - Meiji Holdings...・2014年度の期初計画は2014年5月13日発表、修正計画は同年11月5日発表の数値です。1．14年度の進捗

２０１４年度上期決算説明会

2014.11.18

2 ｜ Nov. 18, 2014 ｜ Copyright © 2014 Meiji Holdings Co., Ltd. All rights reserved.

目次

・本資料に記載されている業績見通しなどの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報、および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績などはさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。

・本資料には、医薬品（開発中の製品を含む）に関する情報が含まれておりますが、その内容は宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。

・ 2014年度の期初計画は2014年5月13日発表、修正計画は同年11月5日発表の数値です。

１．１４年度の進捗

２．セグメント別戦略のポイント

３．「２０２０ビジョン」の実現に向けて


14年度（中計発表時）

売上高１兆1,900億円

営業利益４００億円

ＲＯＥ７％

収益性向上と飛躍に向けた戦略投資

１．既存事業の強化・拡大（成長・優位事業）

２．成長事業の育成（新規・海外事業）

３．収益性の向上

基本方針数値目標

（注1） 2012年5月発表当初の目標数値

（注2） ROE＝当期純利益／期中平均株主資本


１４年度上期進捗を踏まえて通期計画を修正ＨＤ

11,066 11,110 11,092 11,265 11,480 11,410

287 299

201

258

364

415

0

100

200

300

400

500

600

700

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度

（予）

（■売上高：億円）（■営業利益：億円）

収益性向上

期初計画修正計画

売上高１兆1,400億円１兆1,410億円

営業利益

食品

薬品

３７５億円

３００億円

７６億円

→４１５億円

３４０億円

７６億円

営業利益率３．３％３．６％

当期純利益２１５億円２６５億円

ＲＯＥ６．６％８．０％

事業再編経営統合

戦略投資

期初計画修正計画

設備投資額５５０億円５５０億円

減価償却費４２１億円４２１億円

研究開発費２４７億円 → ２４７億円

ＦＣＦ △４６億円２８億円

有利子負債 2,080億円 2,005億円

メドライク買収に関わる投資予定額２９０百万米㌦

変更なし

上記には含まれていない


9,888 9,863 10,015 10,152 10,118

223

114193

281340

0

100

200

300

400

500

600

700

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

10年度 11年度 12年度 13年度 14年度

（予）


食品セグメント戦略のポイント

構造改革とコストダウンを継続優位事業の競争力を強化成長事業を育成

食品


各事業の通期見通し

184 253 279

0

200

400

600

0

2,000

4,000

6,000

12年度 13年度 14年度（予）

乳製品事業


-9

27 39

-20

0

20

40

60

80

100

-200

0

200

400

600

800

1,000


健康栄養事業


33 52

76

0

40

80

120

160

200

0

400

800

1,200

1,600

2,000


菓子事業


22

-20

2

-20

0

20

40

60

80

100

-800

0

800

1,600

2,400

3,200

4,000


その他事業


プロバイオ好調

構造改革は進展

チョコレート好調

事業効率の改善進む

駆け込み需要の反動あるが、栄養食品が好調

販売用不動産の売却を反映し、黒字計画に修正

食品


構造改革とコストダウンを継続

340

281

+46△41

+12

+48△50+43

14年度

修正計画

収益改善施策など

原材料調達コスト

事業成長

収益改善施策など

原材料調達コスト

事業成長

13年度

実績

営業利益の増減

原材料コスト増が最大の減益要素

主力商品を中心に利益確保

構造改革・コストダウンを着実に進める

食品

上期（実績）下期（計画）

期初計画実績（主な内容）

上期７０億円５０億円乳：３８億円菓：５億円健：６億円

下期４１億円 —


プロバイオティクスのさらなる成長食品

+0%+20%+40%+60%

11年度4Q

12年度

上期下期13年度


上期

当社プロバイオティクス売上高

対前年増減率の推移

0

200

400

600

800

00年度

01年度

02年度

03年度

04年度

05年度

06年度

07年度

08年度

09年度

10年度

11年度

12年度

13年度

14年度（予）

当社プロバイオティクス売上高の推移

（億円）

急拡大から安定成長へ

「Ｒ－１」のラインアップ拡充

生産能力増強

守谷・京都工場（カップタイプ）

新愛知工場（ドリンクタイプ）

LG21発売

R-1発売

「明治ヨーグルトＲ-1 ドリンクタイプ低糖・低カロリー」「明治ヨーグルトＲ-1 低脂肪」

14年度通期（予）

＋１２％


価値訴求によるブルガリアヨーグルトの拡大食品

市場は３，５００億規模で推移ドリンクタイプが伸長

‐20%

‐10%

+0%

+10%

+20%

13年度1Q 2Q 3Q 4Q

14年度1Q 2Q

ヨーグルト市場形態別売上高

対前年増減率の推移（プロバイオティクス除く）

プレーンドリンクソフト

好調なドリンクタイプをさらに拡大

プレーンタイプは価値訴求を継続し、反転へ

14年度通期（予）

△２％

0

200

400

600

800

00年度

01年度

02年度

03年度

04年度

05年度

06年度

07年度

08年度

09年度

10年度

11年度

12年度

13年度

14年度（予）

当社ブルガリアヨーグルト売上高の推移

（億円）

「明治ブルガリアのむヨーグルトＬＢ81プレーン」「明治ブルガリアヨーグルトＬＢ81プレーン」

（注）市場データは当社調べ

10 ｜ Copyright © 2014 Meiji Holdings Co., Ltd. All rights reserved.｜ Nov. 18, 2014

ロングセラー

菓子は売上成長と効率化を推進食品

400

600

800

1,000

10年度

11年度

12年度

13年度

14年

度（予

）

当社チョコレート売上高の推移 14年度通期（予）

＋２％（億円）

ロングセラーブランド(*)の成長「チョコレート効果」も大きく伸長

‐5%

+0%

+5%

+10%

12年度



上期

当社チョコレート売上高対前年増減率の推移

チョコレート全体

ロングセラーブランド

新商品ＳＫＵ数を削減し、効率的な事業展開を継続

チョコレート市場は新たなニーズを取り込み、拡大中

強みを生かして付加価値の高い商品を提供

ミルクチョコレート

プレミアム

健康

きのこの山・たけのこの里

明治ザ・チョコレート

チョコレート効果

*ミルクチョコ・ブラック・ハイミルクチョコ他、アーモンドチョコ・マカダミアチョコ他、きのこの山・たけのこの里、メルティーキッス

アーモンドチョコ


流動食は新工場稼働し、事業拡大へ食品

（億円）

拡大が予想される市場

強みを生かし、Ｎｏ．１シェアを目指す

栄養設計技術

病態別・包材別の多様なラインアップ

meiji ブランド

「明治メイバランスMiniカップ」新発売

１４年８月に新工場が稼働

東西２工場の

安定供給体制へ

0

200

400

600

800

13年度 14年度

（見込）

16年度

（見込）

流動食市場の拡大イメージ

病院・施設市販

（注）市場データは当社調べ

関西栄養食工場概観

「明治メイバランス」シリーズ


中国事業の育成食品

390

610

319

150

209

300

90

0

200

400

600

11年

度

14年

度（予）

海外売上高

（億円）

連結子会社＋輸出

持分法会社

非連結会社

（会社別）

アジア

中国

輸出

米国

（地域別）市乳

菓子１４年度営業利益ベースで黒字化

主力のチョコレートやチョコスナックが好調

販路や輸出の拡大

ヨーグルトが好調

量販店やＣＶＳを軸に展開

販売エリアを順次拡大

売上拡大で黒字化目指す


1,242 1,252 1,2731,351 1,316

75 8164 83 76

0

100

200

300

400

0

500

1,000

1,500

2,000

10年度 11年度 12年度 13年度 14年度

（予）


医薬品セグメント戦略のポイント

国内医薬品事業の拡大

“スペシャリティ&ジェネリック” をグローバルに展開

薬品


薬品医薬品事業を取り巻く環境の変化

16,839(13%) 14,568

(12%) 12,039(10%)

81,735(64%) 73,408

(59%) 67,730(58%)

29,484(23%) 36,124

(29%) 36,849(32%)

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

2010年 2020年 2030年

将来推計人口（2012年1月推計）

老年人口

（65歳以上）

生産年齢人口

（15-64歳）

年少人口

（0-14歳）

（出典：国立社会保障・人口問題研究所、出生中位・死亡中位推計）

（千人）128,057

124,100116,618

総人口が減少しても、高齢者数の増加は続く

薬剤使用量増加へのさらなる対応が予想される

39.9%46.9%

60%以上

20%

40%

60%

05.9 07.9 09.9 11.9 13.9 18.3末までに

国内医薬品市場のＧＥシェア（数量ベース）

（出典：厚生労働省ホームページ）

政府目標

市場では、急速にジェネリック（ＧＥ）への置き換えが進み、価格競争も激化


薬品国内医薬品事業の成長を持続

218 265

321 372

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,60005

年度

06年度

07年度

08年度

09年度

10年度

11年度

12年度

13年度

14年度（予）

連結売上高の推移

うち、国内ＧＥ

1,3161,2521,273

1,351

（億円）

薬価改定

526 510

70 57

200

400

600

13年度上期 14年度上期

事業別売上高の推移

医療用医薬品生物産業（億円）

新薬創出加算品目「リフレックス」「オラペネム」

ＧＥは新薬と同様の体制で、品質保証、安定供給、情報提供

国内外の拠点を活用したローコストオペレーション


薬品グローバルな事業展開とローコストオペレーションの実現

メドライク買収のねらいと効果

背景

ＧＥ事業は大幅な成長が期待されるが、

世界的な価格・コスト競争下にある

日本

海外

日本向けＧＥの製造拠点としての活用

圧倒的な低製造コストと生産能力

グローバル大手製薬企業からの開発受託・製造受託事業

英国、豪州、インド、アフリカ諸国などのＧＥ販売網

114136

157170

1216

24 25

0

10

20

30

40

0

50

100

150

200

10年度 11年度 12年度 13年度

メドライク社の業績推移

（■売上高：百万米ドル）（■営業利益：百万米ドル）

着実な成長を持続品質への信頼感

低コストでの供給能力

グローバルな販売網

日本のニーズに合った体制構築

成長持続


現在のパイプライン１３年度１４年度

研究開発費の効果的投入と開発の促進薬品

中枢神経系領域の情報提供を充実ＣＮＳ営業所を増設

ＣＮＳ専任ＭＲを増員

研究開発を促進し、次期中計以降の上市を目指す

◆自社開発

PhaseⅠ（海外）

PhaseⅠ（海外）

PhaseⅢ

PhaseⅢ

PhaseⅡ

PhaseⅡ

PhaseⅠ

PhaseⅠ・Ⅱ

PhaseⅠ

PhaseⅡ（海外）

PhaseⅠ

感染症

中枢神経系

新領域

ＭＥ1111 【爪真菌症治療薬】 ◆

ＭＥ1100 アルベカシン【院内感染肺炎/人工呼吸器関連肺炎治療薬】 ◆

SME3110 フルボキサミン適応拡大【強迫性障害治療薬（小児）】

ME2112 ジプラシドン【統合失調症治療薬】

リフレックス適応拡大【線維筋痛症治療薬】

ME3113 ウデナフィル【前立腺肥大症治療薬】

DMB-3111 【トラスツズマブ（バイオ後続品）】

ＭＥ2136 アセナピン【統合失調症治療薬】

ME2125 サフィナミド【パーキンソン病治療薬】

ＯＰ0595 【βラクタマーゼ阻害薬】 ◆

申請レザフィリン適応拡大【食道癌治療薬】


「２０２０ビジョン」の実現に向けてＨＤ

2009-2011 2012-2014 2015-2017 2018-2020

・既存事業の成長・統合シナジー追求・成長への体制整備

収益性向上と

飛躍に向けた戦略投資

成長の加速グローバル企業への

進展

経営統合

震災

事業再編

ビジョン発表

100周年ビジョン達成

１４年度修正計画

売上高１兆１，４１０億円

営業利益４１５億円

ＲＯＥ８．０％

収益性改善をさらに推進


次の100年も「おいしさ・楽しさ・健康・安心」に貢献


参考資料


１４年度上期実績

当初計画実績前年同期比計画比

（増減率）（増減額）（増減率）（増減額）

明治HD

【連結】

売上高 5,550 5,592 △0.7% △37 +0.8% +42

営業利益 144 189 +19.4% +30 +31.8% +45

経常利益 146 196 +9.9% +17 +34.8% +50

四半期純利益 76 125 +28.7% +28 +65.8% +49

食品売上高 4,973 5,033 △0.2% △8 +1.2% +60

営業利益 134 174 +30.3% +40 +30.1% +40

医薬品売上高 585 567 △4.8% △28 △2.9% △17

営業利益 10 15 △35.0% △8 +58.4% +5

（単位：億円）


１４年度上期営業利益増減分析


実績（セグメント別）

食品薬品他

133 24 1

+43 +24 ―

― △43 ―

△50 0 ―

△14 0 ―

+72 +7 ―

△10 +3 △1

174 15 0

※1：主な内訳 … 【食品】乳製品商品政策+３１菓子生産効率化+７健康栄養販促コスト減+６

【医薬品】研究開発費減+１０その他△３

189

158

△8

+79 (*1)

△14

△50

△43

+67

14年度上期

その他（子会社損益含む）

構造改革／コストダウン

コストアップ

原材料調達コストの変動

薬価改定の影響

売上増減

13年度上期


１４年度通期計画

上期下期通期

実績前年同期比期初計画修正計画前年同期比期初計画修正計画前年同期比

明治HD

【連結】売上高 5,592 △0.7%

△37 5,850 5,818 △0.6%△32 11,400 11,410 △0.6%

△69

営業利益 189 +19.4%+30 231 225 +9.2%

+19 375 415 +13.7%+50

経常利益 196 +9.9%+17 229 228 +7.6%

+16 375 425 +8.7%+34

四半期（当期）純利益

125 +28.7%+28 139 139 +50.0%

+46 215 265 +39.0%+74

食品売上高 5,033 △0.2%△8 5,087 5,084 △0.5%

△26 10,060 10,118 △0.3%△34

営業利益 174 +30.3%+40 166 165 +11.3%

+17 300 340 +20.6%+58

医薬品売上高 567 △4.8%

△28 780 748 △0.9%△6 1,365 1,316 △2.6%

△35

営業利益 15 △35.0%△8 66 60 +1.4%

+0 76 76 △9.0%△7



１４年度通期計画～食品セグメント内事業別計画

上期下期通期

実績前年

同期比期初計画修正計画

前年同期比

期初計画修正計画前年

同期比

乳製品売上高 3,133 △2.5%

△793,116 3,112 △2.0%

△626,246 6,245 △2.2%

△141

営業利益 144 +18.3%+22

135 135 +2.6%+3

262 279 +10.2%+25

菓子売上高 952 +2.5%

+231,008 1,011 △0.5%

△41,974 1,963 +1.0%

+19

営業利益 30 +153.2%+18

45 45 +14.6%+5

68 76 +47.1%+24

健康栄養売上高 423 △1.6%

△6434 433 △0.2%

△0855 857 △0.9%

△7

営業利益 24 +89.2%+11

14 14 +1.2%+0

31 39 +42.4%+11

その他売上高 1,687 +3.4%

+551,664 1,664 +0.8%

+123,290 3,352 +2.1%

+67

営業利益 0 △88.1%△2

2 2 ―+25

△1 2 ―+23

消去および全社費用

売上高 △1,163 ―△1

△1,137 △1,137 ―+29

△2,306 △2,300 ―+28

営業利益 △25 ―△9

△32 △32 ―△17

△60 △57 ―△27

（注1）食品セグメント内の参考情報として、各事業区分の業績（消去前の単純合算数値）を記載しております。

（注2）食品セグメント内の消去は各事業区分内および事業区分間の消去を含みます。また全社費用は各事業に配賦していない費用です。



１４年度通期営業利益増減計画


通期（修正計画）（セグメント別）

食品薬品他

281 83 0

+55 +57 ―

― △92 ―

△91 0 ―

△30 △5 ―

+122 +20 ―

+2 +12 ―

340 76 0415

364

+13

+142

△35

△91

△92

+112

14年度通期

その他（子会社損益含む）

構造改革／コストダウン

コストアップ

原材料調達コストの変動

薬価改定の影響

売上増減

13年度通期


財政状態

固定資産4,602

純資産3,406

固定負債1,932

流動資産3,335

流動負債2,598

4,5033,281

1,898

3,2902,614

2014年9月末総資産： 7,937億円2014年3月末総資産： 7,794億円

現金及び預金 182 （△13）

受取手形及び売掛金

1,584 （△47）

たな卸資産 1,311 （+94）

その他 257 （+10）

有形固定資産 3,312 （+55）

無形固定資産 79 （△2）

投資その他の資産

1,210 （+45）

実績（増減額）

支払手形及び買掛金

1,025 （+82）

短期借入金・CP

624 （△12）

その他 947 （△86）

株主資本 3,271 （+88）

その他 134 （+37）

実績（増減額）

長期借入金・社債

1,341 （△4）

その他 591 （+39）

自己資本比率： 41.1%

自己資本比率： 42.0%


設備投資、減価償却、キャッシュフロー、株主還元

12年度 13年度 14年度12-14年度

当初目標

実績実績上期実績通期計画

設備投資額 376億円 470億円 284億円 550億円 1,617億円

減価償却費 408億円 409億円 199億円 421億円 1,265億円

研究開発費 262億円 260億円 119億円 247億円 735億円

ﾌﾘｰｷｬｯｼｭﾌﾛｰ 111億円 165億円 43億円 28億円 153億円

（うち、営業CF） 506億円 638億円 306億円 590億円 1,705億円

有利子負債 2,054億円 1,983億円 1,966億円 2,005億円2,100~

2,300億円

ROE 5.5％ 6.0％ ― 8.0％ 7%

配当 80円 80円 40円 80円 ―（注1）設備投資額、減価償却費は無形固定資産も含まれた数値

（注2）フリーキャッシュフロー＝営業キャッシュフロー＋投資キャッシュフロー

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