kabu.com 先物OPナビ活用ガイドkabu.com/pdf/Eikpdf/service/fonavi_guide.pdf · この先物opナビは、主に以下の目的で活用できます。・ポジション（建玉）のリスクや損益等の状況を知る

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kabu.com先物ＯＰナビ™活用ガイド

2012年05月18日カブドットコム証券株式会社

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ご注意・ご案内

以下はご投資に関わる重要事項です。ご確認ください。

●指数先物取引・指数オプション取引・有価証券オプション・海外指数先物取引は、証拠金以上のお取引が可能であるため、証拠金を超える大きな損失を被ることがあります。また、取引期限があり取引期限を越えてのお取引はできません

お取引に際しては、指数先物取引・指数オプション取引・有価証券オプション・海外指数先物取引の契約締結前交付書面をよくお読みいただき、商品特性やお取引ルール等をよくご理解の上、ご自身のご判断で無理のない資産運用を行ってください。

●指数先物取引・指数オプション取引・海外指数先物取引においては、各取引所ごとSPANによる先物オプション取引全体の建玉から生じるリスクに応じて証拠金の額を計算するため、証拠金に対する取引額の倍率（レバレッジ）は一定ではなく明記することができません

●掲載情報は2012年5月18日現在のものです。

詳細および最新情報は当社ホームページ（ http://kabu.com/ ）にてご確認ください。

●ご意見・苦情について＇当社以外の窓口（特定非営利活動法人

→ 証券・金融商品あっせん相談センター電話：0120－64－5005

◆ ご投資にかかる手数料等およびリスクについてはこちら

→ http://kabu.com/info/escapeclause.asp

カブドットコム証券株式会社

金融商品取引業者登録：関東財務局長（金商）第61号

銀行代理業許可：関東財務局長（銀代）第8号

加入協会：日本証券業協会、金融先物取引業協会


目次

・先物ＯＰナビ™を立ち上げる P4

・仮想建玉を登録する P5

・損益チャートを表示する P6

・損益チャート P7～ P8

・仮想建玉内容を変更する P9

・証拠金シミュレーター P10

・新規ストラテジーナビを使う P11

・ポジション調整ナビを使う P12～P13

・オプション売りの損失を限定したい! P14～ P15

・オプション売りの損失を限定したい! 応用編 P16～ P17

・オプション買いの勝率を高めたい! P18～ P19

・各種設定（自動更新） P20

・先物OPナビ・アラート通知サービス P21


先物ＯＰナビ™を立ち上げる

この先物OPナビは、主に以下の目的で活用できます。・ポジション（建玉）のリスクや損益等の状況を知る・仮想建玉の追加等でどう変化するかシミュレーションする・投資戦略に応じた新たなポジションの構築を検討する

マイページから

投資情報＞情報ツール＞投資分析ツールから

クリックして別ウィンドウで開きます

先物オプション取引の建玉を保有していない場合は、このように何も登録していない状態で先物OPナビが立ち上がります。

このメイン画面から仮想建玉を追加していく流れを次ページから説明します。

黒地が選択中となります。

■ポジション：選択したポジションの「証拠金シミュレータ」や「ギリシャ指標」を表示します。評価損益に関しては、理論価格により計算を行っております。

■証拠金シミュレータ：既存建玉、未約定注文、仮想建玉の必要証拠金を計算します。※ TOPIX先物やCME日経225先物等が含まれます。

■原資産：日中取引の時間帯は「日経平均」。夜間取引の時間帯は「日経225mini」が表示されます。

4

※先物OPナビは、まだまだ進化してより使いやすくしていきますので画面構成等は変更している場合があります。


仮想建玉を登録する

まずは仮想建玉を登録しましょう。クリックして「自動更中」にしましょう。

→

仮想建玉を入力します。最後に追加をクリック。

仮想建玉は、ここからプルダウンで選択して入力していきます。

「数量」はご自身で入力してください。

仮想建玉は1～5まで分けて登録することができます。

最後に「追加」ボタンをクリックしてください。

下の「ポジション」欄に、仮想建玉が追加されました。※リンク文字の項目は修正することができます。

詳細は9ページ「仮想建玉内容を変更する」して説明しおります。

いろいろなパターンのポジションを入力して、必要証拠金や最大損益やデルタ等のリスク指標がどのように変化し、損益チャートがどうなるか試してみましょう。

仮想建玉をクリックしておきましょう。

5


損益チャートを表示する 6

仮想建玉にもう一つ、コールの買いを登録しました。

ポジションに追加されました。

次に、損益チャートを見てみましょう

ページ上部の「損益チャート」をクリックします。

仮想建玉をクリックして損益チャートに表示されるようにします。

損益チャートが表示されました。

チャートが表示されない場合は


損益チャート① 7

既存建玉や注文中建玉、仮想建玉の損益チャートを表示します。証拠金毀損率に応じて色分けし、ポジションのリスクを視覚的に把握しやすい表示となっています。

表示の原資産価格の範囲で、指定日の最大損益を算出します。「既存建玉」、「注文中」、「仮想建玉」をそれぞれ計算に含めるかは上段のボタン

をクリックすることで切り替えられます。

当日を含めた5営業日分の日付を指定することができます。

指定日付損益での最大利益、

最大損失を表示します。

「証拠金状況」の見方（参考）

※商品の性質上、損益は無限大となるケースもありますが、画面上に表示している範囲内での最大利益、最大損失の数値を表示しています。


損益チャート② 8

「証拠金状況」の参考例＜オプション取引の売建または先物取引を含むポジションでの対処例＞

※オプション取引の買い建てのみの場合は評価損益を表しているのみで上記対処例とは異なります。


仮想建玉内容を変更する 9

仮想建玉内容を変更する場合

変更後

変更前

「属性」、「数量」、「価格」のリンクをクリックしますと「仮想建玉の変更」画面が表示されます。

「数量」を変更しました。

変更後、必要証拠金、最大損益、デルタ等のリスク指標が自動的に変化します。（「既存建玉」や「注文中」にTOPIX先物等東証先物も表示されますが、ギリシャ指標の計算には考慮されてません。）

変更前

変更後


証拠金シミュレーター 10

先物OPナビでは「既存建玉」、「注文中」、「仮想建玉」のそれぞれのシミュレーションや合計の証拠金シミュレーションが可能です。

①「既存建玉」がある場合の証拠金シミュレーション

②「既存建玉」＋「仮想建玉」の証拠金シミュレーション

③「既存建玉」＋「仮想建玉」＋「注文中」の証拠金シミュレーション

■ 複数の仮想建玉の中から選択できます。

「ポジション」表示にて除外したい仮想建玉を選択し、左下にチェックを入れた状態で「仮想

建玉」をクリックします。

登録されたポジションを削除するには右側の選択ボタンにチェックを入れ「仮想建玉削除をクリックします」

※TOPIX先物等東証先物やCME日経225も含みます。


新規ストラテジーナビを使う 11

投資戦略に応じた建玉（ポジション戦略）を、簡単に掲示する「新規ストラテジーナビ」を使って、新たなポジション構築の参考にしましょう。

ページ上部の「新規ストラテジーナビ」をクリックします。タブで４つの予想毎にポジション戦略が分かれています。

見たい戦略のタブをクリック。

選択したストラテジーを構築するための建玉と損益チャートが表示されます。必要に応じて行使価格や枚数等を変更できますが、このストラテジーが構築できない変更はできません。なお、損益チャートは既存建玉も含んでいます。

仮想建玉にこのストラテジーを追加する場合はここをクリックして追加します。

「新規ストラテジー」と「既存建玉」を切替えることによって損益チャートの変化が確認できます。

選択したストラテジーから限月、権利行使価格、数量、仮想価格を変更できます。[反映]ボタンをクリックすると設定した内容で損益チャートを表示します。


ポジション調整ナビを使う 12

既存建玉のポジションからデルタをニュートラルに近づけるポジション調整に使われる一般的な方法を表示します。

■デルタニュートラルとは？→ 保有ポジションのデルタが0（ゼロ）になるように調整することです。（保有ポジションのデルタを加算し、0（ゼロ）に近づけます。）

【効果】原資産の価格変動の影響を小さくすることができます。

オプションのデルタが0.5の場合、原資産価格が100上昇すると、オプションのプレミアムは約50上昇します。デルタの値を小さくすることで、価格変動の影響を軽減します。

「コールの買いで調整」を選択

■ポジションのデルタがマイナスの場合は以下の戦略が表示されます。

ページ上部の「ポジション調整ナビ」をクリックします。

自動的にデルタをニュートラルに近づける追加ポジションが表示されます。

既存ポジションのデルタの値によって戦略が異なります。

■ポジションのデルタがプラスの場合は以下の戦略が表示されます。


ポジション調整ナビを使う② 13

ポジション調整前

デルタの値が、「-8.0」→「-0.01」に変化しました。

デルタ： -8.0175

証拠金状況：評価益は9,110円から9,610円のレンジ（500円）

証拠金状況：40％～0％超：10,750円以上

ポジション調整後

デルタ： -0.0175

証拠金状況：評価益は9,250円以上

証拠金状況：40％～0％超：なし

損益曲線が上昇

既存建玉

既存建玉

【注意事項】必ずしもリスクを軽減できる結果が得られる方法ではありませんので、あくまで参考としてご利用ください。・選択いただいた調整内容によっては、既存建玉と同じ銘柄が含まれる場合があります。その場合、当該建玉を返済するものとして、お考えください。


オプション売りの損失を限定したい!① 14

日経225オプション取引「投資戦略ガイド基礎編」にて紹介しました「クレジット・コール・スプレッド」を先物ＯＰナビ™でシミュレーション。

■詳細につきましては、日経225オプション取引「投資戦略ガイド基礎編」にてご確認ください。http://kabu.com/pdf/Eikpdf/service/nikkei255_kiso.pdf

ATMが9,000円の例

①ATMより、OTMの9,250円のコールの「売り」をメイン画面より仮想建玉に入力します。

損益チャートは次のページに表示してます。


オプション売りの損失を限定したい!② 15

■コールの「売り」の損益シミュレーション

日経平均が上昇した場合は理論上「損失無限大」

②同じ限月で、更にOTMの高い9,500円のコールの「買い」を仮想建玉に入力します。

■「クレジット・コール・スプレッド」の損益シミュレーション

日経平均が上昇した場合でも「損失限定」


オプション売りの損失を限定したい! 応用編① 16

日経225オプション取引「投資戦略ガイド基礎編」にて紹介しました「ショート・ストラングル」のリスク軽減を先物ＯＰナビ™でシミュレーション。



①同じ限月で権利行使価格の違うOTMのコールオプション9,250円「売り」とプットオプション8,750円「売り」をメイン画面より仮想建玉に入力します。



オプション売りの損失を限定したい! 応用編② 17

②同じ限月で、①のコールの「売り」より更にOTMの高い9,500円のコールの「買い」、①のプットの「売り」より更にOTMの低い8,500円のプットの「買い仮想建玉に入力します。

日経平均が大きく変動した場合は理論上「損失無限大」

■「ショートストラングル」の損益シミュレーション

■ 「ショートストラングル」+OTMの「買い」戦略の損益シミュレーション

日経平均が大きく変動した場合でも「損失限定」


オプション買いの勝率を高めたい!① 18

日経225オプション取引「投資戦略ガイド基礎編」にて紹介しました「デビット・プット・スプレッド」を先物ＯＰナビ™でシミュレーション。



①ATMより、OTMの8,750円のプットの「買い」をメイン画面より仮想建玉に入力します。



オプション買いの勝率を高めたい!② 19

■プットの「買い」の損益シミュレーション

②同じ限月で、更にOTMの8,000円のプットの「売り」を仮想建玉に入力します。

日経平均が下落した場合は「利益無限大」、損失は限定

■「デビット・プット・スプレッド」の損益シミュレーション

日経平均が下落した場合でも「利益限定」となるが、買い手の損失額を軽減


各種設定 20

■ 自動更新する間隔を設定しよう！

ページ上部の「各種設定」をクリックします。

「5分」、「15分」、「30分」を選択し、日経平均やGreeks等の相場情報、既存建玉、注文中の注文、仮想建玉のステータスを自動更新する間隔を設定します。

※自動更新が「ON」になっている場合、

設定が有効となります。

先物ＯＰナビ「メイン画面」右上の「自動更新中」を選択しますと上記設定が自動更新します。

■ 再読込・自動更新

「再読込」ボタンをクリックすると、先物OPナビの表示内容を最新の情報に更新します。「自動更新」ボタンをクリックすると、各種設定の内容に基づき，先物OPナビの表示内容を自動更新します。

※自動更新が有効になっている場合、同ボタンは「自動更新中」となります。


先物ＯＰナビ™ ・アラート通知サービス 21

■ 先物ＯＰナビ™・アラート通知サービス（「お客様ページ」より設定できます。）

先物・オプション取引の評価損が受入証拠金の60%に達するとメールでアラート通知が配信されるサービスです。

［設定・申込］→［自動通知サービス］→［その他通知］にて設定できます。

「メール通知」にチェック、「設定する」をクリック

■ 「資産管理」にて評価損割合を確認しよう。評価損割合＝評価損益÷受入証拠金

6,000,000

-3,800,000

①

②

「資産管理」→「残高照会」→「先物・オプション」画面にて「受入証拠金」、「評価損益」が確認できます。

②3,800,000円（評価損）÷①6,000,000（受入保証金）×100＝63.3％（評価損割合）

→「評価損割合」＞60％ですので、アラート通知が配信されます。

6,000,000

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