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マイフォト復旧ユーザーマニュアル My Photo Recovery User’s Manual

My Photo Recovery User’s Manual...本製品は、USBメモリー、SDカード等の フラッシュストレージ向けの製品です。本製品は、画像ファイル専用のデータ復旧

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  • マイフォト復旧ユーザーマニュアル

    My Photo Recovery User’s Manual

  • 本製品は、USBメモリー、SDカード等のフラッシュストレージ向けの製品です。

    本製品は、画像ファイル専用のデータ復旧ソフトウェアです。

    本製品は、データ復旧作業の過程で自動でイメージファイルの作成を行うことがあります。

    本製品は、スキャンの過程で画像ファイルの解析を行うため、他の製品に比べ復旧結果の表示までに時間が掛かります。

    用意するもの

    作業用PC 接続機器(カードリーダー等) データ保存用メディア

    目次

    1.ソフトウェアをインストールする ・・・・1a.インストールb.アンインストール

    2.ソフトウェアを起動する ・・・・・・・・・・・・2a.ソフトウェア管理から起動するb.アイコンから起動する

    3.ライセンスを登録する ・・・・・・・・・・・・2a.ライセンス購入b.ライセンス登録

    4.データ復旧作業を実施する ・・・・・・・・・・・・3Step1 ソフトウェアを起動する ・・・・・・・・3Step2 ストレージを選択する ・・・・・・・・3Step3 イメージファイルを作成する ・・・・4Step4 データをスキャンする ・・・・・・・・5Step5 セッションを保存する ・・・・・・・・5Step6 検索データを確認する ・・・・・・・・6Step7 保存するデータを選択する ・・・・7Step8 保存場所を指定する ・・・・・・・・7

    5.ソフトウェアを終了する ・・・・・・・・・・・・8

    Only

  • 1.ソフトウェアをインストールする

    a.インストール

    1.マイフォト復旧 体験版のインストールファイルをWebサイトよりダウンロードします。復旧天使Webサイトhttp://www.recovery-angel.jp

    ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。Windows:右クリック>全て展開

    2.解凍した実行ファイルを開いてソフトウェアインストーラ(ソフトウェアマネージャー)を起動します。イントロダクションの内容を確認して「次へ」をクリックします。

    3.ソフトウェアに関する重要な情報に目を通します。内容を充分に確認して理解したら

    「上記の情報を確認し理解しました。」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

    4.エンドユーザー使用許諾契約の内容に目を通します。内容を充分に確認して理解したら

    「上記エンドユーザー使用許諾契約の内容を確認して同意します。」にチェックを入れ

    「次へ」をクリックします。

    5.ソフトウェアのインストール先を選択します。デフォルトでは「C: / Program Files / 復旧天使」です。「参照」をクリックしてインストール先を変更することもできます。選択が完了したら「次へ」をクリックします。

    6.インストール完了後のソフトウェアの動作を指定します。インストール後そのままソフトウェアを起動する場合は「アドバンスドモードでデータを復旧」にチェックを入れたままにして下さい。

    チェックを外すと起動せずにインストールを完了します。

    「復旧天使ソフトウェア案内」にチェックを入れるとインストール完了後にブラウザが起動して復旧天使Webサイトを表示します。

    「閉じる」をクリックするとインストーラが終了します。

    復旧対象ディスクにソフトウェアをインストールしない様に注意して下さい。

    b.アンインストール

    1.ソフトウェア管理を起動します。 2.アンインストールしたい復旧天使を指定して「アンインストール」をクリックします。

    3.パッケージが正常にアンインストールされたら、ソフトウェア管理画面右上の×ボタンをクリックして画面を閉じます。

    ソフトウェア管理もアンインストールする場合は「復旧天使ソフトウェア管理を削除」をクリックして下さい。

    - 1 -

    http://www.recovery-angel.jp/

  • 2.ソフトウェアを起動する

    a.ソフトウェア管理から起動する

    1.ソフトウェア管理を起動します。ソフトウェア管理は、マイフォト復旧のインストール時に併せてインストールされています。

    スタート > 復旧天使ソフトウェア管理

    2.「インストールされたパッケージ」画面でマイフォト復旧を指定し「ウィザードモードでデータを復旧」をクリックします。

    C:Program files¥Common files¥SysDevLaboratories¥softmanager

    b.アイコンから起動する

    1.マイフォト復旧をインストールするとWindowsのスタート画面にアイコンが表示されます。

    2.インストール先からプログラムを実行することもできます。C:¥Program Files¥復旧天使¥photorec-jp

    3.ライセンスを登録する

    a.ライセンス購入

    1.復旧天使WebサイトのTOPページから「ログイン」>「新規会員登録」と進みます。

    会員情報入力と約款確認後「上記の会員登録約款に同意します」をチェックして「入力内容の確認」>「送信」と進みます。

    「新規会員登録認証メール」が送信されたら、メールを開き本文テキスト内のURLをクリックすると会員登録が完了します。

    2.マイフォト復旧を起動し「ライセンス」アイコンを

    クリックして登録画面を開きます。画面内の「ライセンスの購入」をクリックすると、作業用コンピュータのブラウザが起動して、ソフトウェア製品の購入ページを開きます。

    3.購入する製品とライセンス種類を確認し「購入する」をクリックするとログイン画面が

    表示されます。会員IDとパスワードを入力してログインし

    「購入製品の確認」>「お支払い方法の確認」>「ご注文内容の確認」と進み「購入する」をクリックして購入手続きを完了させます。ライセンスは、決済完了または入金確認後に発行されます。購入したライセンスは、復旧天使Webサイトの「マイページ」の購入履歴から確認することができます。

    [購入履歴の確認]復旧天使Webサイト>「ログイン」>会員IDとパスワードの入力>ログイン完了>会員IDをクリック>「マイページ」を選択>購入履歴

    b.ライセンス登録

    1.会員IDでログインし「マイページ」を開き、ライセンスコードを選択して、ショートカットキーでコピー(Ctrl+C 等)します。

    2.復旧天使を起動>「ライセンス」>ユーザー名を入力>「認証コード」欄にライセンスを貼り付け(Ctrl+V 等)ます。

    3.「ライセンス登録」>登録完了メッセージが表示されたらライセンス登録作業は完了です。

    - 2 -

    xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

  • 4.データ復旧作業を実施する

    Step1 ソフトウェアを起動する

    復旧対象のリムーバブルストレージを作業用コンピュータに接続してソフトウェアを起動します。▶「2.ソフトウェアを起動する」

    [デバイスが見つからない場合]接続しているリムーバブルストレージが表示されない場合は、正しく接続されているか確認してストレージを更新して下さい。

    Step2 ストレージを選択する

    接続したUSBメモリーやSDカード等のデバイスは、「リムーバブルディスク」として表示されます。このステップで、復旧対象のストレージを選択します。リムーバブルディスクを確認できる場合はソフトウェアが優先的に表示します。

    「リムーバブルディスク」の中に復旧対象のストレージを確認したら、該当のストレージを選択して「スキャン開始」をクリックし、Step3に進んで下さい。

    「論理ディスク」接続したリムーバブルストレージや物理ディスクのパーティションが表示されます。

    「ディスクイメージ」作業用コンピュータ内に保存されているイメージファイルを開いて復旧作業を行うことができます。外部デバイスからの作業でストレージのディスクイメージファイルを作成した場合、そのファイルも表示されます。

    以前にイメージファイルを作成している場合は、作成したファイルも表示されます。この場合、以前に作成したイメージファイルから作業することもできます。※ソースストレージを改めて接続する必要はありません。

    「物理ディスク」USBメモリーやSDカード等のリムーバブルディスク以外のHDDやSSD等(作業用コンピュータに内蔵されているディスク、USB外付けHDD等)が表示されます。

    [ディスクイメージファイルを開く]「ファイルを開く」から保存したイメージファイルを指定して開きます。ソフトウェアが自動で検知したイメージファイルのアイコンが表示されている場合は、そのアイコンをクリックすると自動でスキャンを開始します。

    本ソフトウェアは、SDカードやUSBメモリー等のリムーバブルストレージ向けに作られています。HDDに対して作業を行うこともできますが、データのスキャンや分析に膨大な時間が掛かることが予想されるため、復旧作業としては現実的ではありません。HDDやSSD等のメディアからデータ復旧を行う場合は、復旧天使StandardやStandard RAID等の製品をご利用下さい。

    - 3 -

  • Step3 イメージファイルを作成する

    スキャン開始の前に、ソフトウェアがリムーバブルストレージのパフォーマンスチェックを行います。データのスキャンに時間がかかると判断される場合は、イメージファイルを作成してからのスキャンを提案します。イメージファイルの作成を勧められた場合、特に理由がなければイメージファイルを作成して作業して下さい。「作成する」をクリックすると、ストレージイメージファイルの作成ステップに進みます。

    [イメージファイルを作成する理由]対象のリムーバブルストレージのパフォーマンステストを行った結果として、この後のステップで行う復旧作業の作業スピードや復旧結果に影響を与える可能性が考慮される場合に、ソフトウェアがイメージファイルの作成を提案します。提案に従わず、イメージファイルを作成せずに作業を進めることも可能です。その場合は「作成しないで進める」を選択するか、画面右下の「スキャン開始」をクリックして下さい。

    [イメージファイルを作成せずに作業を進める場合]対象ストレージのイメージファイルを作成せず、直接対象ストレージのスキャンを行って作業を進めることも可能です。この場合は「作成しないで進める」をクリックして下さい。

    イメージファイルの保存画面に進みます。ソフトウェアが自動でディスクの空き領域から保存場所を選定しますので、表示されているイメージファイルの保存先を確認して下さい。特に指定がなければ「Storage Image Files」フォルダを作成して保存します。保存先を変更する場合は「変更する」で別の場所を指定して下さい。保存するフォルダ名やファイル名の変更も可能です。

    保存場所やファイル名を確認して問題なければ「開始」をクリックします。

    保存先の空き容量が十分に確保されていることを確認してから作業を行って下さい。

    [作成済のイメージファイルがある場合]

    ソフトウェアが対象ストレージの作成済イメージファイルを検知する場合があります。マイフォト復旧で対象ストレージのイメージファイルを作成して復旧作業を一度行っている場合、そのファイルを使用するか確認されます。ストレージの状態に変化がなければ、作成済のイメージファイルからの作業で問題ありませんので「はい」をクリックします。

    新たにイメージファイルを作成したい場合は「いいえ」を選択して下さい。作成済のイメージファイルに新しく上書きして作成します。

    イメージファイルの作成が開始したら、作業完了まで待ちます。

    作成を中止する場合は画面左下の「戻る」をクリックし表示された確認画面で「はい」を選択します。

    イメージファイルの作成が完了すると、自動的にイメージファイルからデータのスキャンに進みます。

    - 4 -

  • Step4 データをスキャンする

    データのスキャンが開始したら、すべてのスキャンが終了するまで待ちます。

    「スキップする」をクリックするとスキャンをスキップすることができますが、全てのスキャンが完了しないとスキャン結果に影響しますので、スキップは行わないで下さい。

    データスキャン後は自動的にファイルの検証と修復作業を実施します。画面には検索されたファイルが順次表示されます。スキャンは途中で止めずに最後まで完了させて下さい。表示されている検索結果は、スキャン中でもプレビュー画面で確認することができます。

    ソフトウェアの画面に表示されるファイル数は最大500ファイルです。それ以上の検索結果がある場合は、画面には常に新しい検索ファイルが表示され、最初に検索されたファイルは表示されなくなりますが、検索ファイル自体が消える訳ではありませんので、スキャン完了後にあらためて確認することができます。※画面の最大表示数は変更することができません。

    スキャンを中止する場合は「スキャンを中止」アイコンをクリックします。スキャンを途中で中止すると結果が不完全になりますので、最後までスキャンを行う様にして下さい。

    スキャンの中止、別のストレージを選択、ソフトウェアの終了によるスキャン中断の結果の差異は以下の通りです。

    スキャンの中止:中止した段階までのスキャン結果が残りますが、不完全な結果である可能性があります。

    別のストレージを選択:ステップを前に戻すため、スキャンは白紙に戻ります。

    ソフトウェアの終了:ソフトウェアを終了するためにスキャンを終了しますので、スキャン結果は残りません。

    Step5 セッションを保存する

    スキャン完了後はデータの確認作業に進みますが、その前にスキャン結果を保存することをお勧めします。スキャン結果を保存しておくと、ソフトウェア終了後もスキャン完了後の状態に戻すことができます。

    スキャン結果を保存するには「セッションを保存」をクリックします。セッションファイルは「.mrse」ファイルで保存されます。

    保存したセッションファイルを開く場合は起動画面の「セッションを開く」アイコンから開いて下さい。

    - 5 -

  • [スキャン結果が表示されない場合]

    スキャンを途中でスキップした場合は結果が表示されない場合があります。スキャンをスキップせずに最後までスキャンを完了させて下さい。

    スキャンを全て終了したにもかかわらず結果が表示されない場合は、そのストレージにはソフトウェアで復旧可能なファイルが存在しないと判断されます。

    Step6 検索データを確認する

    スキャン結果の画像はサムネイル形式で表示されます。サムネイル表示の検索された各ファイルは、詳細を確認したりプレビューを表示させることができます。

    [大きなプレビュー画面で表示させる]サムネイル画像をダブルクリックすると大きなプレビュー画面が開きます。

    [ファイルのプロパティを表示させる]ツールアイコンの「プレビューを表示」をクリックしてプレビュー画面機能を有効にした状態で、ファイルをクリックすると画面右にファイルのプロパティが表示されます。

    [ファイルが損傷している場合]・プロパティ画面に「ファイルが損傷しています」と表示されている場合・プレビュー画像が表示されない・プレビュー画像が切れている・サムネイル画像と異なる画像がプレビューされる

    検索ファイルは、様々な条件で絞り込んで表示させることができます。

    [フォルダパネル]画面左には指定条件別のフォルダ構造が表示されています。表示されている各フォルダ毎に確認することができます。指定条件はアイコンで切り替えることができます。

    [フィルターオプション]設定を変更することで、削除ファイルのみを表示させたり、隠しファイルを非表示する等、ファイルの表示を設定することができます。

    [検索バー]検索バーにファイル名を入力して検索することができます。

    [プルダウンメニュー]フォルダ内のファイルをプルダウンメニューでソートすることができます。名前順、サイズ順、日付順を選択できます。

    - 6 -

  • Step7 保存するデータを選択する

    データ確認が完了したら、データを保存します。

    [ファイルの選択方法]ファイルを1つずつ選択する場合は、各ファイルのチェックボックスにチェックを入れます。

    画面に表示されているファイルを一括して選択する場合は「選択項目の切り替え」アイコンをクリックします。もう一度クリックすると選択を解除します。

    画面に表示されるファイル数は500ファイルまでです。

    指定条件に該当するファイルが500フィアル以上あっても、一度に画面で表示できるファイルは500ファイルまでとなるため、「選択項目の切り替え」で一括選択しても表示されていないファイルは選択されていません。指定条件に該当する全てのファイルを選択するには、フォルダを右クリック>「全て選択」を使用して下さい。

    選択したファイルだけを表示させる場合は「選択のみ表示」アイコンをクリックします。

    フォルダ内のファイルを一括して選択する場合は、フォルダを右クリックして「全てを選択」をクリックします。選択を解除する場合は、フォルダを右クリックして「全ての選択を解除」をクリックします。

    Step8 保存場所を指定する

    保存したいファイルを選択して「選択ファイルを保存」をクリックすると、ファイルの保存場所指定画面に進みます。表示されているドライブの中から、選択したデータを保存するための空き容量のあるドライブを選択します。

    パーティションをダブルクリックするとすぐに保存が始まりますので注意して下さい。

    選択したデータのファイル数と合計サイズは、画面左の表示で確認することができます。

    復旧対象のストレージにデータを保存することは、データの上書きによる回復不可能なデータの損失を招く危険があります。復旧対象のストレージに対して十分に復旧作業を行い、復旧したいデータが全て正常に開くことが確認されるまでは、復旧対象ストレージの状態を変えることなく現状維持に努めて下さい。ストレージや障害の状況によっては、専門のデータ復旧サービスで対応が可能な場合もあります。

    [体験版の容量制限]体験版の状態では、768KB以上のデータを保存することは保存できません。この制限は、ライセンスを購入してライセンス登録を行うことで解除することができます。既にソフトウェアライセンスを購入されている場合は、ライセンス登録画面を開いて体験版の容量制限を解除して下さい。▶「3.ライセンスを登録する」

    指定した保存場所には「Recovered Files」フォルダが作成されます。このフォルダ名は画面左の「ファイルの保存先:」で入力されている名称を修正することで変更できます。

    画面下のアドレスバーから直接保存先を指定することもできます。

    保存場所を指定して「ファイルを保存する」をクリックするとデータの保存を開始します。データの保存状況は、画面に表示されるログで確認することができます。

    [保存中にエラーが表示される場合]指定したデータが正常に保存されない場合、ログにエラーが表示されます。正常に保存できない原因とどのファイルが保存できていないかをログで確認します。

    - 7 -

  • 指定データの保存が完了すると、作業を続行するか確認画面が表示されます。「作業を続ける」を選択すると、前の画面に戻ってデータの保存作業を行うことができます。「終了する」を選択すると、ソフトウェアを終了します。セッションの保存をしていない限り、ソフトウェアの終了によりスキャン結果はリセットされます。

    保存したデータを確認する場合は、「保存フォルダを開く」をクリックして保存場所を開いて下さい。

    5.ソフトウェアを終了する

    データ保存完了画面で「終了する」を選択するとソフトウェアを終了します。

    [スキャン結果を保存していない場合]スキャン結果を保存していない場合、ソフトウェアを終了するとスキャン結果の一覧はリセットされます。全てのデータの復旧が完了している場合は問題ありませんが、後で再作業を行う可能性がある場合は、スキャン結果の一覧を保存しておくことをお勧めします。スキャン結果の一覧の保存は、スキャン完了画面まで戻って「セッションの保存」から行って下さい。

    - 8 -