2018年（平成30年）� 4月15日（日）（1）第631号

銭淵公園の桜も見ごろ

　当初14日から開催を予定していた「銭淵観桜会」（六日町観光協会主催）が、

桜の開花が早まり、７日の夜からライトアップを開始し、多くの市民や観光客を

楽しませている。

それぞれの花見満喫

（野沢温泉村）。２月27日の

「にいがた妙高はね馬国体」

（妙高市）の各大会で女子

５㎞クラシカルで見事優勝

した。

　母、美沙子さん（46）と林

市長を訪ねた、萌子さんは

「インターハイを目標に頑

張ってきて優勝したことで、

で急遽コンビニで弁当を買

ってお花見。晴れた公園で

の昼食は美味しく、気持ち

が良い」と話していた＝写

真＝。

　観桜会の期間中は、移動

販売車など飲食約12店によ

る「銭淵カフェ」も並ぶ。

また21日（午前11時〜午後

１時）には、六日町温泉旅

館の女将たちの会「雪あね

さの会」による「お抹茶サ

ービス」も。22日（午前10

時〜午後４時）は「ナナシ

　クロスカントリースキー

の５キロクラシカルで３冠

を獲得した南魚沼市中子新

田の小林萌子さん（17）がこ

のほど、南魚沼市役所を訪

れ、林茂男市長に結果を報

その後の試合（高校選抜、

国体）でも優勝できたと思

う。特に国体は、県内だっ

たので多くの応援もあり嬉

しかった。高校卒業後は、

できるだけ近くの大学に進

学して、将来は、指導者を

目指したい」と意気込んで

いた。

のマルシェ〜風光る市〜」。

21日と22日の２日間（午前

11時〜午後２時）、「南魚沼

きりざい丼」を販売する。

　六日町観光協会では「開

花状況によっては、観桜会

終了も早まる場合もある」

と話している。

　観桜会の問い合わせは、

六日町観光協会☎０２５─

７７０─１１７３。

（※桜の開花状況ほかは、

魚沼よみうりホームページ

でもお伝えします。）

告した＝写真＝。

　小林さんは２月６日、岐

阜県郡上市での「全国高等

学校スキー大会（インター

ハイ）」。２月17日、「全国

高等学校選抜スキー大会」

　会場の南魚沼市坂戸の銭

淵公園では、昼休みになる

と同僚同士や家族が弁当を

ひろげ昼食を楽しんだり、

夕方になると、仕事帰りに

車を止めてライトアップさ

れた桜を楽しむ市民らでに

ぎわっている。

　久しぶりの快晴となった

10日、親子で花見を楽しも

うと訪れた、南魚沼市塩沢

の笹岡郁さんは「今日は、

晴れたので３歳の娘と二人

町エリアにある２施設につい

て紹介。事務局の貝瀬健太さ

んは「展示品の鑑賞をすすめ

るのはもちろんだが、その他

の目的でも、ぜひ利用してほ

しい。お茶をするのでも、買

い物をするのでも」と話して

いる。

　まずは関越自動車道「塩沢

石打インター」から車で１分

の「外山康雄

野の花館」。古

民家を移築・改装した建物は、

味わいがある佇まい。

　入館料を支払うとコーヒー

や紅茶のサービスがあり、リ

ラックスして作品を楽しめる。

取材時に外山さんが館内にい

たので、カフェスペースで話

を聞けた。「必ず現物を観て

描いている。赤い実を描けば、

球の数も現物と同じはず」と

話す外山さんに促され、作品

と現物が展示されているその

場まで行き確認すると、確か

に同じであった。作品と現物

が写真撮影できるのも嬉しい。

野の花が咲く里山を散歩する

ように館内を歩ける。

　野の花館から車で４分ほど、

国道17号線沿いにある「今泉

記念館アートステーション」

では、棟方志功の作品の常設

展示をはじめ、企画展示など

の展覧会を実施している。国

道から美術館建物より手前に

「四季味わい館」があり、多

くの買い物客で賑わう。４月

１日からフキノトウ、カンゾ

ウ、あさづきなど山菜の販売

が始った。美術館受付近くの

カフェスペースでは「南魚沼

名水珈琲」が注文できる。軟

水で、口あたりまろやかな南

魚沼の天然水を使用。「四季

味わい館」で千円以上購入し

たレシートを提示すると、割

引になる。

　美術館建物の裏庭からは越

後三山の「八海山」「中ノ

岳」、百名山の「巻機山」

が一望でき、くつろいだ時

間を過ごすことができる。

　南魚沼市と湯沢町にある

12の美術館や文化施設が連

携する「雪国アート回廊」。

ひとつずつは小規模であっ

ても、地域としてとらえれ

ば魅力的なアート作品や文

化資料が数多くある。

　今回は南魚沼市の旧塩沢

アート回廊アート回廊

　　　おでかけ

アート回廊Vol. 2

野の花館ミュージアムショップ

コーヒーや紅茶のサ

ービスはオリジナル

カップで提供（写真

提供：野の花館）

今泉アートステーションのカフェスペース

５㌔クラシカルで３冠

南魚沼市中子新田　小林萌子さん

昼食を楽しむ、笹岡

郁さん、結愛さん（＝

４月10日正午過ぎ、

銭淵公園）

林市長に「このカップは？」と訪ねられ、小林萌子さんが「これは、高校選抜のです」と答える一幕も

平成30年（2018年）� 4月15日（日）（4）魚 沼 よ み う り

池晶子ＢＯＲＯチクチク展

28日からトミオカホワイト美術館

　湯沢町歴史民俗資料館

「雪国館」では、春季特別

展「湯沢桜名所めぐり」を

開催中。

　同展では、町内の桜名所

を油彩画と写真パネルで紹

介。油彩画は町内在住の高

橋貞良さんによる作品で、

２枚とも桜の季節の中央公

園を描いている。写真は中

央公園の他、スキー場、校

庭、神社などに咲く桜。個々

で見れば小規模ながらも、

町全体で「湯沢の桜」を感

じられる。

▽開催期間＝５月29日㈫ま

　野良着やおしめなどの古

布に太い糸でちくちくと刺

した作品を展示。

▽日時＝４月26日㈭〜５月

22日㈫・午前９時〜午後５

時（入館４時30分まで）

▽会場＝トミオカホワイト

美術館

▽休館日＝毎週㈬（５月２

で▽開館時間＝午前９時から

午後５時（入館は午後４時

半）まで

▽入館料＝大人５００円、

小中学生２５０円

※団体料金あり。障害者手

帳の提示で無料。

▽アクセス＝ＪＲ越後湯沢

駅西口から徒歩約７分

★問い合わせ＝湯沢町歴史

民俗資料館「雪国館」（湯

沢町大字湯沢３５４─１　

☎０２５─７８４─３９６

５）。

は開館）

▽入館料＝５００円、小中

高生２５０円

【ギャラリートーク】

▽開催日＝４月28日㈯・５

月㈰の午後１時30分〜

▽要入館料、申込み不要

【ちくちくレッスン】

　池さんオリジナルの糸を

使い、コロンと丸く可愛ら

しい針山を作る。

▽開催日＝４月28日㈯・５

月㈰の午後２時〜

▽参加費＝３５００円（材

料費・入館料込み）

▽定員＝両日とも各10人

▽申し込み＝トミオカホワ

イト美術館

★問い合わせ＝トミオカホ

ワイト美術館（南魚沼市上

薬師堂１４２☎０２５─７

７５─３６４６）。

　ゴールデンウィークにお

すすめのファミリーイベン

ト「トミカ博

in

NＩＩG

ATA」（ＴｅＮＹテレビ

新潟主催）が２年ぶりに、

新潟市中央区鐘木の新潟市

産業振興センターで開かれ

る。

　今回は、「ようこそ!!あ

たらしいトミカタウンへ」

をテーマに、みんなであた

らしいトミカタウンへ遊び

に行こう！巨大ジオラマや

トミカがいっせいにすべり

おりてくる３６０度スライ

ダーは大迫力。トミカつり

　入場記念トミカ（有料入

場者のみ）の繋がるバス「Ｔ

ＤＭ

ツナグーン」は、う

しろに連結パーツがついて

いるから繋げて遊べる。

　開催期間は、５月２日㈬

から６日㈰まで、時間は午

前９時30分から午後４時ま

で（最終入場は午後３時30

分）。チケットは、前売り

券大人７００円、こども５

００円（当日券は各２００

円増し、２歳以下は入場無

料）となっている。

　問い合わせは、ＴｅＮＹ

チケット専用ダイヤル☎０

２５─２８１─８０００

（平日10時〜17時30分）まで。

トミカ博 in NIIGATA５月２日〜６日　新潟市産業振興センター

ようこそ！！ あたらしいトミカタウンへ

読 者

★無料入場券は、どなたでも（大人・子ども）お使い　いただけますが、入場記念トミカは含まれません。

【応募方法】　官製ハガキに、住所・氏名・電話番号（ご意見や情報なども）を明記して、魚沼よみうり編集室までご応募下さい。先着順（応募多数の場合は抽選）でプレゼントいたします。

プレゼント「トミカ博 in NIIGATA」

無料入場券…5組（10名様）

やトミカ組立工場など人気

のアトラクションなどが盛

りだくさんのほかショッピ

ングゾーンでは、イベント

モデルをはじめ人気商品が

いっぱい。

春季特別展「湯沢桜名所めぐり」5月29日まで

湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」

【池

晶子（いけ

あきこ）】

写真：野寺治孝

　

大の布好きで、洋服店、

ギャラリーなどのかたわ

ら60歳頃から、手もとに

集まった古いおむつや野

良着、継のあたったＢＯ

ＲＯに、太い糸と針でひ

たすらぐし縫いをするよ

うになる。２００６年「母

の手展」（会場／横濱高

島屋、以降、岡山、山梨、仙

台、鎌倉など巡回）、07

年より「チクチクちく展

覧会」（にいがた「銀花」

会場、以降毎年）を開催。

国内各地にちくちく仲間

の輪がひろがり、14年は

フランスのナント市で、

15年と16年はオーストラ

リアのブリスベンやアデ

レードなど各地で作品の

展示とワークショップを

開催。また15年より毎年、

新潟でオーストラリアか

らのお客をむかえ、ちく

ちくレツスンを通じ、日

本の方々とまじえた交流

会を開催。18年は1月、

2月、5月、12月も。6月、

オーストラリアでワーク

ショップ。