自動車
ものづくり・地域産品分野の目標・位置付け(1/3)
当該分野は他分野と比較して小規模だが、「歴史・ストーリー」×「現代製品」、「伝統工芸」×「現代技術」といった“掛け算”で、個別製品でCool Japanの体現させることが必要
分野別の市場規模(1) Cool Japanの「ブランディングへの貢献」
683兆円食分野
•文化度に関わらず、一定の市場規模が存在。最も市場が大きい領域 能面
歴史・ストーリー 現代製品×
Cool Japanの体現=
マツダロードスター× =
1
真珠 研磨技術
(1) 日本国内の市場規模を除く。円の大きさは市場規模を表す。 (2) 対象範囲によって大きく異なる。現状の数字は工業品を除くものづくり・地域産品を想定した場合に、国内の伝統工芸の生産額(約2000億円弱)、および、いくつかの個別プロダクトの輸出額(数億円)をベースとした粗い試算。 出所:OECDなどの資料をもとに算出
207兆円
42兆円
数千億円
程度(2)
ファッション分野•米国・欧州・アジア圏を中心に大規模な市場が存在
コンテンツ分野•食・ファッション領域と比較するとやや小規模の市場
•食・ファッション領域と比較するとやや小規模の市場
ものづくり・地域産品分野華真珠× =
“モノに魂が宿る”“きくばり・きづかい”
“日本が強い製品”
伝統工芸 現代技術×Cool Japanの体現=
“日本に豊富なモノ” “日本が持つ技術”
“ユニバーサルデザイン”
ものづくり・地域産品分野の目標・位置付け(2/3)個別製品でのCool Japanの体現のみならず、ファッション、食、観光などの他分野との連携を含めたカテゴリー単位のブランディングに繋げる仕掛けを作ることが重要
ものづくり・地域産品分野クール・ジャパンを体現したもの/できるもの
他分野× カテゴリー単位のブランディングよりクール・ジャパンの表現を拡大=
日本のファッション× = ファッション大国日本(高品質・多様)繊維・糸 多品種小ロット生産システム
2
日本の食
日本の観光地
× =
× =
食大国日本(五味・四季・健康)
医療大国日本(予防医学・医療)
陶磁器 味認識装置
医療機器 注射針
3つのレイヤーでのブランディング 必要なプレゼンス
ものづくり・地域産品分野の目標・位置付け(3/3)個別製品でのCool Japanの体現、カテゴリー単位でのブランディングを通じて、CoolJapan全体のブランディングをすべく、数百億円程度の売上規模への拡大を目指す
該当例ブランドコンセプトのキーワード例
•地域・製品群を束ねたとしても、プレゼンスが
数百億円程度(カテゴリー内にどのような地域や製品群が入
るかによって大きく異なる)
Cool Japan全体
• 日本全体で単一ブランドを訴求
• 他国の文化を受け入れ昇華する日本
• 「文明的なものづくり」から
日本のもともとの強みを活かして「メジャー市場」を狙うとともに日本の“編集力”を活かして「地域毎の市場」にもアプローチ
3出所: MoMA HP、JETRO
プレゼンスを確保した上で「他分野のブランディングに貢献すること」を目的とした場合数百億円程度のプレゼンスを目指すことが必要ではないか
小さすぎるとブランドして構築できない
•よって十数億円程度のブランドが複数(10程度か)抱えた場合、数百億円程度
•例)MoMA(ニューヨーク近代美術館)は、MoMAストアで約40億円、入場料などを含めると約130億円程度の売上
•例)ロイヤルコペンハーゲンなどで有名なデンマークは、食器の輸出が対日本だけで10数億円
全体
カテゴリー(地域・製品群)
個別製品
ランドを訴求
• 地域や製品郡で束ねたカテゴリー
• ウィスキー
「文明的なものづくり」から「文化的ものづくり」へ
• 食(個別製品を整理・統一してカテゴリーで訴求)
• ウィスキー• ビール• カレー• ラーメン
• 文化のキャッチボール• 和魂漢才・和魂洋才• 文化多様性
• 温泉饅頭(多様性)
• 五重の塔• 金唐紙